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外来がん治療認定薬剤師の勉強って何をすればいい？
参考書を何冊か買って読んだら合格できる？
がん関連だけでなく、認定試験を受ける際に勉強法について悩む方は多いと思います。
私もきちんと勉強するのは国家試験以来でしたが、外来がん治療認定薬剤師の試験に1発で合格することができました。
今回の記事では実際に私が行った勉強法についてまとめました。
誰かの参考になると嬉しいです！
外来がん治療認定薬剤師の勉強法まとめ ①スケジュール
外来がん治療認定薬剤師の試験スケジュールはおおよそ以下のようになります。
詳しい日時については、必ず臨床腫瘍薬学会の公式HPを確認してください！
申請受付時には症例を提出する必要があり、申請期間内は適宜修正をするため、筆記試験対策まで行える人はあまりいないのではないでしょうか。
申請期間の終了後に筆記試験の勉強をいつから始めるか考える方も多いと思いますが、申請期間終了後からすぐに試験勉強を始めることをオススメします！
申請後から筆記試験までは3ヶ月もあり、そんなに前からしなくても…と思う方もいるかもしれませんが、学生と違って社会人が勉強できる時間には限りがあります！
1日1〜2時間やるだけでも3ヶ月あるとかなりの勉強時間となるため、地道にコツコツやることが合格するコツです。
私の場合、この3ヶ月は昼休憩時も食事しながら勉強していました。
がん領域を一通り網羅しようとすると、参考書を全部読むだけでもかなりの時間が必要です！
医療薬学会や日本病院薬剤師会の認定を既に取得している場合は1ヶ月程度の勉強でも合格できると思いますが、がん関連の試験を初めて受ける場合は余裕を持って勉強する方が良いと思います。
外来がん治療認定薬剤師の勉強法まとめ ②参考書
次に実際に使用していた参考書を紹介します。
私は主に「がん必須ポイント〜第5版〜」と「がん薬物療法のひきだし」を使用して勉強していました！
学会のHPには参考資料として下記の記載があるため、職場に該当する書籍がないか、同僚で持っている人がいないか確認してみてください。
私の場合、レジメンハンドブックや新臨床腫瘍学は職場にあったため、必要時はそれも利用していました。
参考書は人によって好みが分かれるため、自分が勉強しやすいと思うもので勉強するのが1番だと思います！
また、出題分野や学習範囲としては下記の記載があります。
添付文書の禁忌や警告、適正使用ガイドに記載された内容などは参考書にも書いていない場合が多いため、参考書だけで十分という考え方は危険です。
インタビューフォームや適正使用ガイドを隅から隅まで読むのはなかなか難しいですが、添付文書に関しては参考書で勉強している場合も一緒にチェックした方が良いです。
私の場合、レジメン毎の用量や副作用については、日々の患者指導時に確認して覚えるようにしていました！
外来がん治療認定薬剤師の勉強法まとめ ③問題集
参考書や添付文書などを使って勉強するとインプットはできますが、それが実際に自分の知識として定着しているか確認するのが難しいこともあります。
私は問題を解くことで知識をつけていくタイプであるため、問題集の存在はありがたかったです。
インプットだけでは不安でアウトプットもしたいという方には問題集を使用した勉強もオススメです！
外来がん治療認定薬剤師の勉強法まとめ ④自分ノート
国家試験の時もでしたが、私の場合は「自分専用のノート」が1番の参考書となりました！
今回もノートを1冊購入し、紹介した2冊の参考書の内容や問題集で間違えた問題に関する内容をどんどん追記して自分ノートを作成しました！
試験が近づくと何をすればいいか不安になりますが、自分ノートを作っておいたことで、このノートに書いてない知識が必要な問題が出たらしょうがない！と精神的にも安心することができました。
最低でも週に1回は自分ノートを1周して、最終的にはノートを見なくても、必要な情報がどのページに書いているか分かるまでやり込みました！
外来がん治療認定薬剤師は更新時にも試験を受ける必要があるため、自分ノートは認定取得後も重宝することになりそうです。
まとめ
今回は外来がん治療認定薬剤師の勉強法についてまとめました！
参考として私の勉強法をまとめましたが、自分にあった勉強法がわからないという方は国家試験時の勉強方法を思い出してみてください。
がん領域だけでなく、緩和領域や統計などの知識も必要なため、不安な方は問題集の使用もオススメです。
試験問題は年々難しくなっていると言われているため、早めの取り掛かりが重要となります！
今年ダメならもう一生無理だな！と思えるくらいの意気込みで望んでください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。この記事を読んだ方全員が合格できるよう応援しています！
